当協会に加盟している気仙沼ライフセービングクラブが監視業務を行っている小田の浜海水浴場が本年は新型コロナウイルスの関係で設置されないこととなりました。
本年度は、例年であれば気仙沼ライフセービングクラブが提供している水難事故救助活動や応急処置などは一切行われず、監視員等の係員も配置されません。
現状では気仙沼市による遊泳禁止の立て看板が設置される予定です。
本来であれば、任意活動の範囲内でライフセーバーの配置を検討していくところではありますが、例年の海水浴場レベルの監視期間、監視人員、監視資機材を用意するためには100万円前後のコストが発生することから任意団体である気仙沼ライフセービングクラブおよび当協会としてそれを負担することは極めて困難であります。
そのため、水難事故防止の観点から小田の浜での今夏の遊泳は厳に自粛して頂きたくお知らせいたします。
これまで気仙沼や全国各地の多くの皆様にライフセーバーが待機している安全安心な美しい砂浜が評価されてきた小田の浜での諸活動ができないことは現地クラブおよび当協会としても痛恨の極みであります。
皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。
令和2年6月20日
宮城県ライフセービング協会会長 小松 忠男
副会長 小山 大介